
医療保険とは、万が一の事故や怪我、病気の際に給付金が受け取れる保険制度です。
強制加入保険である公的医療保険には、自営業者らが加入する国民健康保険、社会保険と呼ばれることもある、サラリーマンらが加入する健康保険などがあります。
現在、就学児から69歳以下の人は、健康保険の自己負担額が3割となっています。
しかし、大きな手術や長期の入院が必要な場合、3割の自己負担が重かったり、公医療費以外にも雑費が掛かったりします。いざという時にこれらを賄うのが、任意加入の民間医療保険です。
強制加入の公的医療保険があるのに、更に、民間の医療保険にも加入する必要あるのかと、疑問に感じる方もいるかもしれません。
十分な蓄えがあれば、民間の医療保険は必要ないかもしれません。 では、実際に入院や大きな手術をした場合、どの程度の医療費が掛かるのでしょうか。
入院時に掛かる費用は、怪我や病気の程度や手術によってかなりの差があります。 一般的な費用の目安として、胃ガンで28日間入院したと仮定して、公的医療保険の3割負担額が36万円、急性心筋梗塞で19日間の入院で、同じく3割負担額が65万円ほどです。
入院中の食事代の負担は、1食260円で、朝昼晩と1日3食で780円となります。 病院側から提供される基本の食事以外に、特別な注文やメニューを選べるなどのオプションを利用すると、その分料金が加算されます。
また、少人数部屋や個室を希望した時に掛かる差額ベッド代やテレビ代、冷蔵庫代、病衣代などがあります。 これらの他にも自己負担となるのが、先進医療などの健康保険適用外治療です。
状況にもよりますが、入院した場合に掛かる1日の平均的な費用は1万5千〜2万円、一度の入院で30万円ほど掛かる人が多いようです。
平均的な費用ですから、これ以上に医療費が掛かることもありますし、その際に、費用を心配せずに安心して治療に専念するためには、やはり民間の医療保険に加入しておくと安心でしょう。